納骨堂

納骨堂経営許可取得業務から設計及び施工まで

基本的な経営許可の取得の流れは、墓地と同じですが、大きな違いとして、遺骨を埋葬するか収蔵するかに分かれます。後者が、納骨堂に該当します。ここでは墓地と納骨堂の経営許可取得を対比してご説明します。

永代供養墓の場合 納骨堂の場合
その他の機能/性質 遺骨を埋蔵する施設
・合祀する機能を備える。
・一定期間(例:17回忌、33回忌等)個別に保管出来る。
・礼拝施設を併設する。
遺骨を収蔵する施設
遺骨を土に埋蔵せずに、一定期間保管する施設。
適用地目 墓地でなければ設置することができない。 寺院、教会の境内または、火葬場の敷地内でなければ設置することができない。
建物の構造 工作物に適合する構造体
・躯体の素材としては、石やコンクリート等の強固なもの。
・出入口には鍵のかかる設備にする。
・合祀部を設ける。
・礼拝対象、献花、香炉を設ける。
・記名板を設ける。
・但し、工作物の大きさ、機能により、建築確認申請の必要が生じる場合があります。
※一部市町村条例により違いはあります。
建築基準を満たす建築物
・独立の建物とする。
・外壁及び屋根は、耐火構造とする。
・内部地盤は、石煉瓦、コンクリートなど、その他市町村が適当と認めた材料で構造すること。
・堂内の設備は、不燃材料を用いる。
・出入口及び窓口には、防火戸を設けること。
・出入口及び堂内納骨設置には鍵のかける設備をする。
※一部市町村条例により違いはあります。
2つの大きな違い
永代供養墓 ・地目が墓地内にあれば、任意に設置出来る(一部地域を除く)。
・遺骨を埋蔵する施設である。
納骨堂 ・地目が境内または、火葬場の敷地内で建築基準を満たす建築物での経営となる。
・遺骨を収蔵する施設である。

当社が納骨堂を設計、施工するまでのプロセスをご紹介します。

1.周辺環境調査

計画地の立地条件、適用法令等の調査を行います。建築基準等の適用法令調査も行います。

2.デザイン作成の打ち合わせ

建築図面と、納骨施設等の打ち合わせを同時に行い、効率のよい工事作業を進めて参ります。

3.パース図・設計図等の作成

イメージパース作成と同時に、建築図面を基に、納骨数を計画して参ります。

4.製品図を作成し、予算組

設計図を基に、納骨壇製品図及び配置図を作成し、詳細な予算組を打ち合わせして参ります。

5.最終的な図面・予算を確認し、工事・製作着工

同時進行でお客様のご要望に応じて「経営許可取得業務」も行います。

6.工事完了

最終検査を受け付けます。